日常生活の中やスポーツをしている途中で、ふいに足をくじいてしまうこともあるでしょう。足首捻挫は比較的よくある怪我であるといえます。

しかし、あまり軽く見ていると、あとあと様々な箇所への障害につながる可能性もあるので注意が必要です。

 

そもそも捻挫とは関節が外部からの力により、本来ある可動域を超えることによって生じる靭帯の障害であり、正式名称としては靭帯損傷と呼んでいます。

足首捻挫は足首を内側や外側の方向など、不自然な形で強くひねった場合に起こります。ひねる方向やひねる具合により重症度が変わってくるといえるでしょう。

 

足首の構造を見てみたときに、足首は外側よりも内側の方に動かしやすいようになっています。一般的には内側にひねってくじくことが多いですが、激しい接触のあるスポーツや交通事故の場合には、外側にひねって捻挫が引き起こされるケースもあります。

 

内側にひねった捻挫は比較的軽症で済みますが、外側にひねった場合にはすぐに病院を受診することが必要で、場合によっては手術が必要になる場合もあります。

足首の構造上、外側へは曲がらないようになっています。そのため、重度の靭帯損傷が容易に想像できます。

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足首捻挫の症状やケア方法は?

包帯、テーピング、リハビリ

軽度の足首捻挫は、靭帯が少しのびてしまった状態です。症状としては、歩くのに少し困難を伴う程度で、はれや痛みも軽い状態。

中度の場合には靭帯が部分的に切れてしまい、普通に歩くのが困難となります。症状としてはかなりの腫れが見られ、ひねった方向に体重をかけるのは辛く感じます。

重度の場合には靭帯が完全に切れてしまった状態です。歩くときには松葉づえが必要になるほどの状態になる場合が多いです。

 

足首捻挫を起こしてしまった場合には、まずは応急処置が必要です。まず患部を動かさないように安静にし、氷や保冷材などを使ってしっかりと冷やしましょう。

その後、包帯やテーピングなので固定し、捻挫した足を心臓より高い位置に持ちあげます。これらの応急処置方法はRICEと呼ばれるものです。Rは安静、Iは冷却、Cは圧迫、Eは拳上をそれぞれ英語にし、その頭文字をとって並べたものです。

 

冷却をする場合にはビニール袋の中に氷を入れたものや保冷材を用意し、包帯やテープなどを使って患部に当てます。

 

そして、出血や腫れを防ぐためにはテーピングや包帯で足首を圧迫する必要があります。しかし、圧迫が強すぎる場合には、血液の流れを止めてしまったり、神経を圧迫してしまう可能性もあります。

そのため、注意が必要になります。圧迫した後には足の指が青く変色していないかをチェックするようにしましょう。

症状が治まればリハビリを行おう!

包帯、テーピング、リハビリ

 

ある程度の腫れや炎症の症状が治まってきたら、患部を温める温熱療法をとりましょう。患部を温めることで血流や新陳代謝が良くなり、筋肉や腱などの組織の柔軟性が高まります。

自宅で簡単にできる足首捻挫のリハビリとしては、足でじゃんけんを行ったり、床に置いたタオルを足で引っ張る方法、つま先部分を上に上げる方法、足の指をすべて広げる方法などがあげられます。

 

捻挫は痛みが引けば治ったわけではありません。しっかりとその後の状態を確認し、リハビリを行うようにしましょう。こちらでリハビリ方法については解説していますので、ご参考ください。

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