足首を捻挫した際、湿布を貼って手当てするのはポピュラーな対処法であり、非常に効果的な処置方法です。スポーツで激しく動き回っている方にとってはもちろんのこと、そうでない方にとっても日常の中で足を捻ってしまうというアクシデントは珍しくありません。

 

そのため軽く考えてしまいがちですが、いい加減な対処をしてしまうとなかなか治らないだけでなく、悪化や再発のリスクが高くなるので注意が必要です。

 

そもそも関節は動かすことができる範囲が決まっていて、普通ならそれ以上動かすことはできません。しかし激しい運動や衝撃などによって本来動かない方向に捻ってしまうことで靭帯などが損傷し、痛みや腫れといった炎症を起こします。

 

湿布には鎮痛消炎作用がある成分が含まれており、貼ることによって痛めた部分に働きかけ炎症や痛みを抑えるため、足首の捻挫に対して効果があります。とても身近な存在であり、どこでも手に入れることができるので常備している方も多いでしょう。

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効果がある貼り方や位置は?気を付けることは?

貼り方や位置

貼るだけでいいという手軽さから、注意書きに十分目を通さず自己流の使い方をしている方も多いですが、これでは効果が期待できません。正しい貼り方ができるよう気をつけましょう。

 

まず捻挫をしてしまったら湿布を貼る前にアイシング、つまり冷やす必要があります。湿布は貼ると冷たく感じるため冷却作用があると勘違いする方もいますが、これはあくまでもメントール成分で冷えた感覚があるだけです。湿布は患部をきちんと冷やすためには不十分です。

 

湿布には冷感タイプと温感タイプがありますが、炎症が起こっている間は冷感湿布を使用します。温感湿布は血行を促進する効果があるため、腫れや痛みが治まってから使うようにしましょう。

湿布は貼ることで成分が体内に浸透していきますが、飲み薬と異なって全身ではなく局所的に作用します。そのため効果を得られる位置は炎症を起こしている部位になります。

ただし痛みが出ている場所と原因となっている場所が違うこともあるため、注意が必要です。

 

また、湿布は薬であり体内に作用するものなので、飲み薬を服用している方や妊娠中の方などは気をつけなければなりません。足首だと貼りにくい場合には切り込みを入れるといいでしょう。

寝るときの対処はどうしたらいい?

貼り方や位置

足首の捻挫を早く治すためには寝ている間の対処が重要になります。湿布はできるだけ長時間使用した方が効果的だと勘違いして寝るときも湿布を貼っている人もいますが、これは大きな間違いです。

 

湿布には効き目がある時間が決まっていて、それ以上長く使用しても効果がないばかりか皮膚のトラブルを起こしてしまう可能性があります。

その時間は大体3時間程度であり、大抵の方は睡眠時間がこれを大幅に上回ってしまうため、貼ったまま寝てしまうのは効果的ではありません。寝ている間は特に変化が起こっても気づきにくいので注意が必要です。

 

もちろん睡眠中以外であっても、貼った湿布を交換せずに一日中過ごしてしまうと赤みやかぶれなどが現れる場合があります。使用時間に注意していてもかぶれてしまう場合は、貼る前に汗を拭いて清潔にする、連続して使用しないといったことに気をつけると軽減できるでしょう。

 

少しかゆくなる位なら構わないと考え、面倒だからと使用方法を守らないと、光アレルギーになってしまう可能性もあります。捻挫を治すはずだったのにかえって健康に害が出たなんてことにならないよう、正しく使うことが大切です。

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