膝捻挫

膝には靭帯が4本存在します。どこの靭帯を痛めるか、どの程度の症状なのかで治療と完治期間が大きく異なります。それぞれの靭帯につてい解説していきます。

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前十字靭帯

特徴

前十字靱帯ですが、すねの骨と太ももの骨を繋いでいます。そのため、前後にずれたり、捻れたりするのを防いでくれる役割があります。

 

一度損傷してしまうと、自然には治りにくいと言われています。断裂してしまうとスポーツ選手の場合は、選手生命が絶たれる可能性も十分に有り得ます。

前十字靱帯損傷を放置すると・・・・・

前十字靭帯のみを痛めた場合は、約1ヶ月ほどで自然に腫れも痛みもなくなります。しかし、治ったように思われますが、靭帯は自然治癒しにくいため、放置すると膝がグラグラする可能性があります。

 

基本的な生活には支障はないかもしれませんが、スポーツを行っていく上では必ず支障が出てきます。さらに、将来、変形性膝関節症になる可能性もあります。

前十字靱帯の治療方法について

痛めてすぐであれば、靭帯の断裂具合によっては保存治療で靭帯が修復してくるケースが稀にあるようです。しかし、若い人やスポーツを行うことを希望する人(特に競技レベル)は手術必要となります。

 

成長期の小学生や、変形性膝関節症が進行している人は手術での治療に限界があるため、一般的には手術は行いません。そのまま保存療法をとることが多いです。

前十字靱帯の完治にはどれくらいの期間がかかる?

前十字靭帯断裂重度捻挫の場合は、手術を行います。手術後の入院期間は病院で異なります。

 

回復具合は、日常生活復帰までには、約2ヶ月程度スポーツに復帰するまでは、約6~9ヶ月。スポーツでも競技レベルにあれば1年以上かかります。

 

プロ選手がリハビリを行って1年以上なので一般の方がそこまで機能を回復させるには相当時間がかかるでしょう。そのため、前十字靭帯は選手生命を左右する捻挫と言われています。

 

リハビリの回数、進行具合で前後することもあります。リハビリにより十分な筋力回復なしにスポーツを行うと再発の可能性があるので焦らずにリハビリをしっかり行いましょう。

 

ちなみに、私の友人が前十字靭帯断裂を負って手術を行いました。日常生活には差ほど影響はないようですが、怪我前はフットサルを競技レベルで行っていましたが、現在は一切できない状態です。どれほどの大怪我になります。

後十字靭帯

後十字靭帯の特徴

後十字靭帯は、前十字靭帯とクロスする形で、すねと太ももの骨を固定しています。後十字靭帯を単発で損傷することは稀で前十字靭帯損傷、断裂と一緒に傷めることがほとんどです。

後十字靱帯の治療方法について

膝関節をギプスやサポーター、テーピング等で固定する保存治療が基本です。それでも膝関節がぐらついたりします。スポーツ選手で膝の機能を完全に回復させる必要がある場合は、再建手術が行われます。

後十字靱帯の完治にはどれくらいの期間がかかるのか??

後十字靭帯を損傷した場合は、基本的に前十字靭帯も損傷しています。前十字靭帯が断裂していて手術の場合は日常生活復帰までには、約2ヶ月スポーツに復帰するまでは、約8~10ヶ月。リハビリの進行具合でこれも前後します。

内側側副靭帯

内側側副靭帯の特徴内側側副靭帯は膝の内側にあります。

太ももの骨とすねの骨の側面にあり、膝が右にずれるのを防いでいます。スポーツをしていて最も捻挫しやすい膝の靭帯になります。半月板損傷や前十字靭帯損傷と同時に起こることもよくあります。

内側側副靭帯の治療について

基本的には、ギプスやサポーターで固定する保存療法が行われます。しかし靭帯が断裂している場合や複数の靭帯が損傷している、

 

痛みや不安定感が強い。これらの場合には手術が検討されます。断裂している場合は手術をしたほうが良いでしょう。

内側側副靭帯の完治期間は??

内側側副靭帯のみが損傷(捻挫)している場合は、症状の度合いにより完治期間が異なります。

軽度であれば1ヶ月程度

中度であれば2~3ヶ月程度(リハビリが必要)。

重度であれば、4ヶ月~(リハビリが必要)。

大まかにはこのような感じです。

 

日常生活レベルであれば3ヶ月程度で戻れます。ただし、リハビリの進行具合や年齢などによって個人差はあります。しかし、同時に他の靭帯が損傷している場合は、これ以上かかると思っておきましょう。前十字靭帯の完治期間を参考にしてください。


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外側側副靭帯

外側側副靭帯の特徴

外側側副靭帯は膝の外側にあります。内側側副靭帯と共に膝の左右の動きを安定させています。格闘技の蹴りや関節技を受けた時などに損傷することがあります。内側側副靭帯損傷と比べるとはるかに症例が少なくなります。

外側側副靭帯の治療について

膝外側側副靭帯損傷の治療は、原則的にはリハビリを中心とした保存療法が原則です。損傷具合によっては手術も検討されます。

外側側副靭帯の完治期間は??

軽度であれば1ヶ月程度

中度であれば2~3ヶ月程度(リハビリが必要)。

重度であれば、4ヶ月~(リハビリが必要)。

靭帯断裂の場合は6ヶ月程度

リハビリの進行具合によっても回復具合が異なるので個人差が大きです。

膝の靭帯損傷、断裂したアスリートたちは?

フィギアスケート金メダリスト 高橋大輔

フィギアスケートの高橋大輔選手右足膝の「前十字靭帯完全断裂と半月板を損傷」。1年4ヶ月にも及ぶ療養を経て復活しました。復活しましたと一言でいうのはとても簡単ですが、かなり努力しないとフィギアに耐えれるレベルまで戻すことはできません。

 

元ソフトバンクホークス 小久保裕紀選手

右膝の前十字靭帯断裂、内側靭帯損傷・外側半月板損傷、脛骨・大腿骨挫傷。かなりの大怪我でしたが、1年6ヶ月程度で現役復帰しました。復帰した年には40本塁打を達成しています。これもかなり壮絶なリハビリと戦ったようです。

 

元サッカーブラジル代表 ロナウド選手

右膝十字靭帯を完全断裂を完全断裂(重度の捻挫)。1年6ヶ月以上のリハビリを経て2002年に復活。02年のワールドカップでは、8得点の活躍でブラジルを優勝へ導きました。

プロアスリートでもリハビリして完全復活には、、、。

プロ選手でも機能を完全に元通りにするには1年6ヶ月程度かかっています。私たち一般の人がそこまで戻すには、相当な時間と費用がかかるでしょう。アマチュアレベルになれば、日常生活に無理がいない程度に治すまでが限界かもしれません。費用や時間も治療にはかかりますからね。

 

膝と相談しながら、サポーターやテーピング、日々のケアを行っていくことが大切になります。以上、膝靭帯損傷についてまとめてみました!!

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