腰椎捻挫の症状としては俗に言うぎっくり腰と同様の症状が出るもので、腰を中心として、その部分を動かすさいに急激に痛みが生じるというものです。

痛みの程度はさまざまで、軽い場合には軽い痛み程度と捻挫を起こしているのかもわからない程度ですが、重症となると激痛が伴います。

この激痛のために立ち上がることや歩行といったことが困難になり、屈んだり捻ったりするとさらに激しい痛みをともなうことになります。またひどい場合には動くことすら困難になります。

 

一方で歩行ができるぐらいにまで回復しても痛みは残り屈伸や腰をひねるなどの動作のさいに痛みが伴うことになりますし、またくしゃみや咳などでも強い痛みを感じます。

ただ腰椎捻挫では、同じく腰を中心に激しい痛みをともなう椎間板ヘルニアとは異なって、坐骨神経痛による下肢への痛みは発生しないのが特徴で腰部のみ激しい痛みを感じることになります。

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腰椎捻挫の原因は?

腰椎捻挫の原因としては、腰部周辺の筋肉および靭帯などが損傷することで発生します。これらの損傷する理由としては交通事故や誰かに急激に引っ張られたり、押されたりすることや、重たい荷物を持ち上げるといった外部からの衝撃や、無理に腰をひねるといった動作を行った内部からの衝撃などがあります。

 

これらの衝撃によって腰椎を支える筋肉、靭帯、また関節包や椎間板に大きな負担が掛かって損傷することになり、この結果捻挫が発生します。

特にこのような状態になりやすい原因としては、腰部を使用し続けることで発生するとされ、腰を起点にひねる動作を繰り返し行なっているような人に発生しやすいとされます。

 

このためスポーツをしている人や重たい荷物を日頃から運んでいる人などに多くみられます。

基本的に手術は行わないけれど。

腰椎捻挫の治療法は、手術を伴わない保存療法が一般的です。椎間板ヘルニアとは異なって、腰椎を支えている筋肉や靭帯が損傷し炎症することで発生しています。

椎間板ヘルニアでは椎間板が突出することで発生するため、物理的にそれらを除去する手術法も選択肢の一つですが、あくまでも捻挫ですので自然に回復するのを待つことになります。

回復に掛かる時間は人によってそれぞれですが、3日程度も安静にしていれば動ける程度にまで回復することができます。

 

しかし、その間にも強い痛みが発生するため薬物療法によって痛みを和らげる治療が行われます。主に消炎鎮痛剤や筋弛緩剤を用いたり、また消炎作用のある湿布、牽引や温熱療法などの理学療法なども行われます。

あまりにも痛みがひどくあらゆる生活に支障を来すような場合においてはブロック注射によって、局所的な麻酔を行い痛みを遮断するといった治療が行われます。ブロック注射は激痛を伴います。

 

基本的に手術は行わないのが原則ですから、手術による後遺障害は存在しません。ただし、腰椎捻挫そのものは一度発生すると癖になると言われており、再発するリスクが存在します。

このため用地捻挫を起こした場合にはそのものの後遺障害として腰痛持ちになるといった可能性があります。

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