手首のリハビリ

手首の捻挫は、ちょっとしたことで起きます。スポーツだけでなく、普段の生活でも手首をひねることありますよね。甘く見ていると、クセになることもあるので注意した方がいいですよ。クセがつくと何度も同じ箇所を捻挫しやすくなることがあります。

そんな状態を防ぐには、手首のリハビリが必要です。毎日少しずつでいいので、無理のない程度でリハビリを行いましょう。リハビリのキーワードは『筋力アップ』です。

そこで、ここでは手首の捻挫したあとに、どのようなリハビリを行えばいいかその方法をまとめておきます。

リストカール

まずは椅子に座ったままで、タンベルを持った両手の肘を太ももに付けるようにして固定します。そして、膝の先に手があるようにします。そのときの手と手首の向きは上を向くようにしましょう。この状態で手首のみを曲げてゆっくりと手首を上に曲げます。

文章だけではかなり伝わりにくいと思うので動画を挙げておきます。リストカールでの手首捻挫のリハビリに役立てていただけると幸いです。

こちらの動画は、プレートで行っていますが、筋力がない方は、500mlのペットボトルに水を入れて行っても大丈夫です。

動画が筋肉をつける人向けに発信されているものなので、間違っても大きな負荷をかけてはいけません。無理のない範囲でリハビリを行いましょう。

リバース・リストカール

リストカールとは反対の動きになります。まずはリストカールと同様に椅子に座りましょう。タンベルを持った両手の肘を太ももに付けるようにして固定。そして、膝の先に手があるようにします。

そのときには、手と手首の向きはリストカールと反対に床を向くようにします。こちらもテキストだけだと非常に分かりずらいので動画をご参照ください。

こちらも無理のない重量で行いましょう。先ほどと同じで500mlのペットボトルで充分な負荷になります。痛みがひどい場合は無理せずにやめておきましょう。マイペースで行うことが重要です。

捻挫って靭帯損傷のことを言うの?

捻挫ですが、捻挫=靭帯損傷といいます。全く別物だと思っている人も多いのではないでしょうか?捻挫は、靭帯が損傷することで炎症するため腫れ上がります。もちろん損傷といってもいくつかの度合いに分けることができます。3つの度合いに分けることができます。

  • 軽度:靭帯が一瞬伸びる
  • 中度:靭帯が伸び一部が切れている
  • 重度:靭帯が完全に切れる

重度は手術しないとなりません。完全に靭帯が断裂している場合や殆ど切れていて辛うじてつながっている状態を指します。中度は、手術or保存治療。軽度は保存治療。

 

軽度は一瞬伸びたのが元通りになっているのでRICEを行えば全く問題はありません。中度の場合は、ケースによります。切れている箇所が少なければ保存治療で経過を見ることが多いです。

ヤンキースの田中将大投手は、手首ではありませんが肘がこの状態です。保存治療はリハビリで周りの筋肉を鍛えることや自己治癒力を高めて状態を少しでも良くするように努めます。

 

これまで支えてきた靭帯を筋肉で補います。中度でも切れている箇所が広ければ手術を行うことも多いですね。特に、スポーツする人は手術をした方が良いかもしれません。スポーツ選手であれば手術の可能性が高いです。

 

重度は確実に手術。私は、肘靭帯断裂をしたことがありますが、腫れが引いてから即手術しました。ダルビッシュ投手が手術を行っています。厳密にいうと、私のは縫合術、ダルビッシュ投手はトミージョン手術

私の場合は、靭帯が付け根からちぎれていたため、切れた靭帯の先にアンカーと言われる杭を取り付け骨に打ち込みました。このアンカーは骨に吸収される素材のため手術は1度で済みます。

トミージョン手術の場合には、足などの必要のない靭帯を移植します。完全に状態の良い靭帯に取り換えます。ダルビッシュ有選手の靭帯は取り換えた方が良い状態だったのでしょう。

・・・医者曰く、体にはなぜか必要のない靭帯がいくつもあるそうです(笑)

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田中将大投手の保存治療とは??

靭帯損傷

田中将大投手が行っている治療は、保存治療の中でも『PRP治療』と呼ばれているものです。

再生療法の一種で、自らの血液から抽出した

多血小板血漿(たけっしょうばんけっしょう)を注射する治療法。

美容やアンチエイジングなどの分野にも取り入れられている。

引用元:http://full-count.jp/2014/07/18/post3615/

人間の自己治癒能力を高めて再生させるということですね。ただ、詳しく調べていくと、この治療法はまだ確立されたものではないとのこと。これからもっと研究を重ねていくべき治療法とも言われています。効果は間違いなくあるみたいですね。

「けがを早く治癒するだけでなく、回復をより予測可能なものにすることができる」

「野球などのスポーツによってハムストリングを損傷した患者を診てきたが、一般的に6週間かかる傷を3週間まで短縮した。

実際に定量化できるほどの数ではないが、PRP療法によって手当てされた患者の回復時間がかなり短縮されるのを見てきた」

引用元:http://full-count.jp/2014/07/18/post3615/

なるほど、従来のトミージョン手術に比べると圧倒的に早い段階で復帰ができるようですね。因みにトミージョン手術は復帰に、1年半から2年程度と言われているようです。

ダルビッシュ投手が受けたトミージョン手術って?

トミージョン手術

トミージョン手術とは、トミージョンというメジャーリーガーが、初めてこの手術を受けたことで名前がつけられました。

この手術は、肘の損傷した靭帯を切除して、下腿、臀部、膝蓋腱などから正常な腱を取り出し、患部に移植して修復を図ります。

  • 回復(日常生活を送る)には、約7ヶ月。
  • 実戦復帰には12ヶ月~15ヶ月程度。

しかも、元通りになるかは分からず、再発の可能性も無きにしも非ず。

トミージョン手術の成功率は?

 

トミージョンが受けた頃は成功率は1%といわれていました。近年ではかなりの確率で成功して復帰もしています。MLBPlayerAnalysの調査によると、ここ10年はトミージョン手術を受けて、83%がメジャー現役復帰、マイナーも合わせると97%

成功の要因としては、手術そのものが変わったのではなく、その後のリハビリ方法が確立されたからみたいです。ダルビッシュ投手も間違いなく復帰して活躍してくれるでしょう。さらに面白いことに、トミージョン手術を行うと球速が早くなる??ということがあるようです。

 

レッドソックスの田澤純一投手も、トミージョン手術を受けていますが、術後の方が球速が上がっています。リハビリ中のトレーニングにより球速が上がったと考えられます。決して、靭帯が強くなったからというわけではないようです。

話は逸れましたが、プロの選手が怪我でリハビリをしているのに、アマチュアの私たちがリハビリしなくてどうする?ということです。手首の捻挫もしっかりリハビリトレーニングを行いましょう。私もリハビリは嫌いでしたが、機能回復のために頑張りました!(笑)

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